2006年05月16日

スキャンダル・スカ

 レゲエ・ミュージックはジャズから始まったexclamation×2
これって知ってる?
前回、ジョージ・ベンソンのジャズを紹介したけど、レゲエの好きなヤツは、レゲエのルーツがジャズだって事は知っておかなアカンよexclamation×2exclamation×2

 ちゅうことで、レゲエの歴史を書いておきます。
ほんとに、レゲエ好きな人は、このへんはちゃんと押さえておいてねわーい(嬉しい顔)

 1950年代以前のジャマイカの音楽はメント。
メントとは19世紀末頃アフリカの影響を強く受けて生まれた素朴なダンス音楽でした。

 そして50年代、ジャマイカではラジオから聞こえてくるジャズとR&Bに熱中しました。
アメリカのビッグ・バンド・ジャズを真似するバンドも多数結成されて、後のジャマイカ独自の音楽を作る基礎がこの頃つくられました。

 60年代に入って、ジャマイカ産ミュージックは、ジャズやR&Bの模倣からだんだんと形を変え、ついに「スカ」というオリジナルのスタイルを産み出しました。
「スカ」とは、カリプソやメント、クァドリルに代表されるカリブ海の民謡やラテンアメリカやアフロカリブのビートに、ヘヴィなR&Bさを持つジャスが融合されたものです。
この音楽を産む上で重要な働きをしたのはスカタライツというバンドでした。
上下するホーン・ビートによって強調されたオフ・ビートのギター・リフ。
ここから生まれたダンス・ビートが「スカ」です。

 そのスカの誕生と相前後する62年、ジャマイカはイギリスから独立しましたぴかぴか(新しい)
この新しく生まれた独自のジャマイカン・サウンドが、ジャマイカの英国連邦植民地支配終焉への叫びに変わり、ジャマイカ独立運動と連結しました。
それが、62年8月に実現したのです。むかっ(怒り)

 新しい時代の夜明けを実感させるスカとういう音楽は、ジャマイカ島だけにととまらず、旧宗主国のイギリスまで届く人気ミュージックとなりました。

 その頃のイギリスでは、50年代に大量の黒人移民が押し寄せたことで芽生えた、人種差別感情から西インド諸島出身者の集まるコミューンが出現、ロンドン南部のブリクストン、北のトッツナム、そして彼の有名な、50年代後半に人種暴動が起きた西のノッティング・ヒル。

 60年代も中盤を過ぎると、「スカ」を代表するバンドのスカタライツは消散していきます。
島の音楽は大きく変わり始めます。
スカよりもゆったりとしたリズムを特徴とするロックステディが誕生したのがこの頃です。

 60年代末期から70年代初頭にかけてジャマイカの音楽は革命的といえるほど多様化を見せます。
具体的にはダブの発明、DJの出現、そしてヒット・チャートのトップに躍り出るサウンドを持つレゲエが誕生します。
スカやロックステディの歌謡曲路線から外れ、よりメッセージ色の強いレゲエは、ジャマイカ島にとどまらず、世界的に波及することになります。
72年にアイランドと契約したボブマーリィ、ジミークリフが出演した映画『ザ・ハーダー・ゼイ・カム』、世界に伝える大きな役割を果たしました。

 ジャマイカ本島では、DJたちの活躍が続いていました。
また、それと共に、ラスタファリに強く影響された、バーニングスピア、アビシニアンズ、イスラエルバイブレーションなどのミュージシャンたちの活躍により、島でのラスタファリの存在も大きくなっていきます。

 80年代初頭、ブラックウフルーが世界的に成功を収めていたが、82年のボブマーリィ逝去と前後して、メッセージ色の強い国際的に通用するレゲエはだんだんと勢力を失っていきます。
それに代わったものがダンスホール・スタイル。

 80年代前半のダンスホール・ブームはジャマイカ音楽産業の大きな転換期となりました。
 さらに85年には、「スレンテン」と呼ばれるリズムも登場しました。

 80年代には島内で隆盛を誇ったダンスホール・スタイルではありましが、そのころは世界的にはまだまだ無名に近い存在でした。
しかし、90年代に入ると、島内のトップアーティストが次々と世界に飛び出して成功を収めるようになり、また、ジャマイカ人以外のレゲエ・ミュージシャンの活躍も目立つようになってきます・・・・


- Scandal SKA -    1989/7/25日
スキャンダル・スカ!!
オムニバス, ドン・ドラモンド, ロバート・マーリー,
デスモンド・デッカー, ジミー・クリフ, ローレル・エイトキン,
コーネル・キャンベル
ユニバーサルインターナショナル

このアイテムの詳細を見る

 このアルバムは、映画「スキャンダル」に使われていたものが数曲、その他は、62〜63年にイギリスで発表されたアイランドレコードの曲。
ちょうどスカが形になろうとしていた頃、ジャマイカを揺るがしていた音楽が収録されています。

◆◆イギリスで人気を集めるスカのベスト。
それがまた1962~64年にかけての黄金時代のジャマイカ産のものが収められているのが嬉しい。
ホント,スカと言ったらこれですよ。
でも逆に現在の白人がスカに何を求めているかがこの選曲から見て取れるのが面白い。◆◆

 ボブ・マーリィの初録音となったといわれている「ジャッジ・ノット」が収録されていることでも有名なアルバムです。
でも、もう『廃盤』みたいですね・・・もうやだ〜(悲しい顔)

posted by ひさぴ at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Various Artists | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/17899922

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。